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2020.07.15

ウイングトラベル

★ドイツ観光局、新たなマーケティング戦略発表

 日本は潜在力の高い市場として重視
 
 ドイツ観光局は新型コロナからのリカバリーに向け新たなマーケティング戦略を決定した。いち早く市場が回復しつつあるヨーロッパ市場では激しい競争に負けないインパクトのあるマーケティングを展開する。また、欧州域外では日本、米国、中国といった潜在能力の高い市場についてさらなるシェア拡大に向けた戦略を強化する。その一方で2021年1月1日付でシンガポールなど4支局を閉鎖することを決めた。テーマ別のマーケティングではサスティナブルツーリズムなど旅行者の新たな価値基準に迎合したマーケティング活動に力を入れていく。
 ドイツ観光局は6月22日〜24日にかけて実施したバーチャルでのドイツトラベルマートの開催を皮切りにコロナ禍からのリカバリーに向けた取り組みを本格化させた。また、シンクタンクから報告されたグローバルの観光市場調査や移動制限解除後のドイツのインバウンド分析結果を踏まえ新たなマーケティング戦略を決定した。
 ヨーロッパに関しては最新の市場見通しに呼応する形でロックダウンから素早く回復しつつある。この動きに対してドイツ観光局はインパクトのある幅広いマーケティング活動に力を入れていくとした。