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2020.07.10

ウイングトラベル

★ACIとIATA、空港の感染防止費用は政府負担を

 政府義務付けた対策は政府が負担と連名で主張

 世界空港評議会(ACI)と国際航空運送協会(IATA)は連名で、感染症拡大防止を目的とした公衆衛生対策に関連する諸費用は、各国政府が負担すべきであることをあらためて主張した。一部の国では例えば旅客到着時のPCR検査費用を、旅客が負担する仕組みになっているなど、今後こうした動きが常態化すれば、旅客の負担が増加して航空需要の減退に繋がりかねないなどとして、IATAは従前から政府が費用を負担すべきことを訴えていた。また、新型コロナ危機で財政状態が大きく傷ついた航空会社、空港会社にとっても、新たな費用負担の発生は避けたいところだ。