★ベストワンドッドコム第3四半期、27.5％減収

　クルーズ船運休が打撃、純損益2900万円の赤字に
　
　ベストワンドットコムが発表した2020年7月期第3四半期（2019年8月から20年4月）の連結決算は売上高が前年同期比27.5％減の11億300万円となった。新型コロナウイルスの影響で第3四半期期間中に主力のクルーズ旅行商品の販売が大幅に落ち込んだことが響いた。営業損益は減収の影響により1億400万円の黒字から2500万円の赤字に、経常損益は1億200万円の黒字から2400万円の赤字に、四半期純損益は6900万円の黒字から2900万円の赤字にそれぞれ転落した。
　今年2月以降、新型コロナウイルスの感染拡大で世界中のクルーズ船の運航中止が相次ぎ、純粋なクルーズの出発による売上が激減した。また、第2四半期までの事業成長にあわせて広告宣伝費や人件費の増加による販管費の増加も今回の決算に影響した。