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2020.06.16

ウイングトラベル

★世界の感染者800万人超え、減速しない米国

 14日パキスタン、ペルー、チリ、南アが過去最多

 ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(JHU-CSSE)の集計によると、6月16日午前9時半現在の新型コロナウイルス感染症の累計患者数は、世界188カ国・地域で801万5053人と800万人を超えた。死亡者数は43万6322人、回復者数は384万3751人に達した。6月14日の感染者数は13万3500人で、5日連続の13万人台とピークが続いている。
 14日の感染者数をみると、米国は1万9500人で、1週間で増減を繰り返しながら月単位のスパンでは高止まりで推移している。ニューヨーク州は694人と6月7日以降1000人を切り、ニュージャージー、マサチューセッツ、イリノイ各州などは減速の方向にあるが、カリフォルニア2300人、テキサス1600人、フロリダ2000人、ノースカロライナ1400人、アリゾナ1000人と拡大している。米国累計は211万3366人、ハワイは14日に5人、グアムは12日以降はゼロ。
 中南米では、ブラジルは14日に1万7100人と8日以来6日ぶりに2万人を割った。累計は88万8271人。ペルーは過去最多の9000人を記録、累計は23万2992人。チリも過去最多の6900人、累計17万9436人と拡大、メキシコも4100人、累計15万264人と15万人を超えた。アルゼンチンは1300人、累計3万2785人と増え続けている。
 ブラジルとともに新型コロナウイルス感染症が拡大するインドは、14日に過去2番目の1万1500人、4日連続の1万人台で、累計は33万2424人に増加した。南アジアではパキスタンが14日に1万2100人とインドを上回り、米国、ブラジルに次ぐ過去最多の感染者数を記録し、累計は14万4478人に増加した。バングラデシュも3100人で、累計9万619人と10万人に近づいている。

 

※世界の新型コロナウイルス感染者推移(出典:JHU-CSSE)