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2020.06.12

ウイングトラベル

★JTB、国内観光施設のデジタル化支援で新会社

 グッドフェローズと合弁、感染症防止の緊急支援策も展開

 JTBは国内観光施設のチケット流通や管理業務のデジタル化を支援するための新会社を設立したと発表した。チケット流通システムの開発などを手掛けるグッドフェローズと折半出資で「グッドフェローズJTB(GFJ)」を設立した。新会社ではチケット流通のプラットフォームやウェブによる直販支援などのサービスを展開する。さらに、新型コロナウイルスの影響で施設運営において衛生対策や入場券のオンライン販売への対応などが求められていることを踏まえ、いわゆる「ニューノーマル」に対応するための緊急支援策も提供していく。
 GFJはすでに4月1日から事業をスタートしている。資本金は4000万円でJTBとグッドフェローズが50%ずつ出資した。
 新会社では観光施設向けに、共通二次元バーコードによる着券アプリ「PaaSket」。観光施設と販売事業者とのマッチングを行うマーケットプレイス機能や販売管理・精算代行などを盛り込んだチケット流通プラットフォーム「チケットHUB」、観光施設のオフィシャルホームページにリンクしたWEBチケット直販システム「Webket」の3つサービスを一体で提供するチケットデジタル化プラットフォームサービスを展開していく。

 

※画像=新会社「グッドフェローズJTB」のロゴ