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2020.06.10

ウイングトラベル

★NZ航空、成田−オークランド線を25日再開

 豪・NZ・タイ・ベトナムと業務渡航緩和受け

 ニュージーランド航空(ANZ)は6月10日、成田−オークランドを6月25日から再開すると発表した。同路線は3月30日以降運休となっていたが、オークランド発は6月25日、成田発は6月27日に再開第1便を運航し、オークランド発は6月30日の第2便から毎週火曜日、成田発は7月3日から毎週金曜日にそれぞれ週1便で運航する。
 同航空では、成田便は再開するが、国際線ネットワークを再構築するには、まだしばらく時間が掛かるとみている。成田−オークランド線は、新型コロナウイルス感染拡大以前は最大週10便運航しており、まずは週1便の運航から段階的に進めていく。
 政府は、オーストラリア、ニュージーランド、タイ、ベトナムの4カ国とまずはビジネス需要から今月中に緩和する方向で、各国と調整を進めており、ニュージーランド航空も政府間の調整に対応しての運航再開の決定と見られる。

 

 オークランド発6月25日、成田発6月30日
 その後はNZ火曜・日本金曜発の週1便運航

 運航スケジュールは、NZ99便は6月25にオークランド発23時15分・成田着翌日7時20分、その後は6月30日から同スケジュールで毎週火曜日に運航される。往路のNZ90便は6月27日に成田発15時30分・オークランド着翌日5時5分、その後は7月3日から同時刻で毎週金曜日に運航される。
 使用機材はボーイング787-9型機。座席仕様はビジネス18席、プレミアム・エコノミー21席、エコノミー263席の計302席。
 政府間では、入国者に対して入国後の行動計画書とPCR検査の陰性証明書を提出することで調整が進められている模様だ。
 行動計画書とPCR検査の陰性証明書などを提出することで、入国後の14日間の隔離措置が緩和できるかが、今後の国際線再開、海外渡航の回復を見通す上で、大きなポイントとなりそうだ。

 

※成田−オークランド線の運航が再開されるニュージーランド航空のボーイング787-9型機