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2020.06.09

WING

陸自、第2飛行隊UH-1J横転事故の調査結果を発表

スノーアウトによる機長の空間識失調が直接原因と断定

 陸上幕僚監部は6月5日、今年2月7日に陸上自衛隊旭川駐屯地で発生した多用途ヘリコプターUH-1J横転事故の調査を5月29日に終了したとして事故調査結果を発表した。事故の直接的原因としては、教官操縦士である機長がヘリが巻き上げる雪煙で周囲を視認できなくなるスノーアウト状況に陥ったためと断定。また、背景的要因としては、訓練管理・安全管理が不十分であったためとし、再発防止策として雪上操作要領および関係規則などの再徹底などを挙げている。
 機長は冬季教官経験が不足
 部隊の訓練計画作成も不十分と判断

陸幕は事故原因の直接的原因として、・・・・。

※写真=陸上幕僚監部は6月5日、2月7日に旭川駐屯地で発生したUH-1J横転事故の事故調査結果を発表した