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2020.06.03

ウイングトラベル

★ブランドUSA、ウェビナーで最新情報提供

 需要動向やオリジナルコンテンツを紹介

 ブランドUSAは、第1回目となる旅行業界向けのウェビナーを開催、BtoB向けに提供する新型コロナウイルス(COVID-19)関連の最新情報をはじめ、オリジナル映像番組や短編映画などのブランドUSA制作コンテンツ、また旅行業界向けウェブサイトで展開する旅程作成サービスについて紹介した。
 最新情報については、ブランドUSAのサイト「www.thebrandusa.com」に専用ページを設け、ブランドUSAからのメッセージや各種調査結果、アメリカ連邦政府やUSトラベルアソシエーションなどへのリンクなどを紹介する「リソース」のほか、アメリカ疾病予防センター(CDC)が提供している情報へのリンクや、アメリカ国立公園のリンクなどをまとめた「FAQs(よくある質問)」ページを用意。
 ウェビナーでは、「リソース」よりいくつかの調査結果について取り上げ、2020年5月15日時点で、日本を含むアジア地域からアメリカへの訪問者数が前年同期比63%減(全世界からは54%減)となっていること(Tourism Economics)、また海外需要の減少分を国内需要の拡大分が補っており(STR、NTTO、Tourism Economics)、「2003年のSARSと同様の傾向が見られている」状況にあるという。さらにブランドUSAの独自調査によると、「今後1年間で海外旅行を行わない理由」について、日本では約30%が「経済的な理由」、また約25%が「将来的に心配」と答えており、需要回復の阻害要因になっていることが分かる。

 

※画像=ウェビナーの様子