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2020.05.22

WING

ANA、6月の国際線も90%が運休・減便と壊滅状態

5・6月の国際線運休・減便を追加で拡大
 
 全日空(ANA)が5月21日に発表した5・6月における国際線の追加運休・減便によれば、同社の6月の国際線は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、引き続き大多数の路線便数が運休・減便の対象となってしまった。今回の追加発表で6月の国際線運休・減便数を71路線計4695便にまで拡大することを決定。2020年度事業計画では6月に5177便を運航する計画だったが、5月21日の時点において、事業計画上の90%以上もの便が、運休・減便の対象となった。
 ANAによれば、6月1日〜15日における追加の国際線運休・減便数は、3路線26便。今回発表分を含めると、当該期間における国際線の運休・減便数は、71路線2360便となった。期間中、2020年度事業計画における6月1日〜15日の国際線旅客便数は73路線2597便を運航する計画だった。
 さらに、6月後半の6月16日〜30日までの間について、71路線2311便の運休・減便を追加で発表。これにより、期間中の運休・減便数は、71路線2335便にまで膨らむことになってしまった。ちなみに当初事業計画では期間中、73路線2580便を運航する計画だった。
 また、5月の国際線運航分も運休・減便対象便をさらに拡大。・・・・・・・・。

 6月の国内線でも約7割が運休・減便に