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2020.03.06

ウイングトラベル

中国、韓国からの入国者は2週間待機へ  

発行済みビザ効力停止、中韓便は成田と関空に限定

 政府は3月5日に開催した新型コロナウイルス感染症対策本部で、中国と韓国からの入国者について、検疫所長が指定する場所での2週間の待機と、国内で公共交通機関を使用しないよう要請することを決めた。また、中国、韓国からの入国者総数を抑制するため、両国からの航空機の到着を成田空港と関西空港に限定し、船舶での旅客運送を停止する。さらに、発行済みの一次ビザと数次ビザについては、効力を停止する。
 中国と韓国に対する措置には周知期間を設け、週明けの3月9日午前0時から運用を開始し、まずは3月末日までの間実施する。ただし、この期間は更新され得るとしており、状況次第では期間延長もあり得る。

 

 香港、マカオ、韓国向けのビザ免除停止
 3月9日午前0時より、査証制限を強化

 外務省によると、3月9日午前0時から運用が開始される査証(ビザ)の制限等では、上述の中国と韓国で発給された一次ビザと数次ビザの効力停止に加えて、香港、マカオ、韓国に対するビザ免除措置を停止する。
 これにより、中国や韓国で発給された一次・数次ビザによる日本への入国ができなくなるほか、香港、マカオ、韓国の旅券保持者で、日本へのビザを取得せずに日本へ入国することができなくなる。

 

 入国拒否地域追加、慶尚北道の一部やイランコム州
 3月7日午前0時より、中国・韓国に加えイランも
 習近平中国国家主席の国賓来日延期
 政府が3月5日発表、コロナ対策最優先

※写真=3月5日の新型コロナウイルス感染症対策本部の様子(首相官邸ホームページより)