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2020.03.02

WING

海自第25飛行隊が外国転覆船乗員捜索

海保の要請受けてSH-60Kが活動

 防衛省・自衛隊は3月1日、青森県下北郡の東沖約12キロで転覆した外国貨物船の不明乗員捜索のため、海上自衛隊第25航空隊のSH-60K・1機を派遣した。同機は当日午前5時55分に大湊航空基地を離陸して、午前6時10分の現場到着以降、海上保安庁と調整しつつ、16時ごろまで捜索を行った。2日も引き続き捜索活動を行う。
 この貨物船転覆は、2月29日に発生した事故。対象はベリーズ船籍の貨物船で、日本の漁船と衝突して、外国人乗員13人が行方不明となった。そのため第二管区海上保安本部は事故発生翌日の1日に、海自第21航空群司令へ乗員の捜索救助などを行う災害派遣を要請した。

 

※図=災害派遣活動を行う海域(提供:防衛省)