サモア政府、日本を新型コロナ感染国に指定

日本から直接入国禁止、14日間ルールを適用

　サモア日本大使館によると、サモア保健省は2月7日付で渡航勧告を発出し、日本に対して中国と同様の新型コロナウイルス感染国に指定した。これにより、日本を出発または経由してサモアに入国しようとする全ての渡航者は、サモア入国前に非感染国に14日以上滞在することが求められる。
　サモアが新型コロナ感染国・地域に指定したのは、中国本土、香港、マカオ、日本、シンガポール、タイ。
　サモアは全ての旅行者に対して、搭乗中または到着時に特別の健康申告書式に記入することを義務付け、サモアに到着する旅行者に義務的検査が現在全ての入国空港、港湾で実施されている。
　このうち中国本土、香港、マカオ、日本、シンガポール、タイを出発または経由する全ての旅行者は、新型コロナウイルスに感染していない最終渡航地の国で自らの検疫のため14日以上滞在し、サモアに最終的に渡航する前の3日以内に健康診断を受けなければならない。14日の期間内に到着した場合は、サモア到着前の最終地へ送還される。