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2020.02.05

WING

ANA・豊田自動織機、中部でトーイングトラクター自動走行

 全日空(ANA)と豊田自動織機は、2月10日〜14日の間、中部空港の制限エリア内において、トーイングトラクターの自動走行実証実験を実施する。実証実験の成果・課題を踏まえ、2020年度中に実用化することを目指す。
 この実証実験では車両の往来が多く、屋内外での連続した長距離走行が必要な条件下においても、安全かつスムーズにトーイングトラクターの自動走行・荷物搬送ができることを確認する方針だ。
 両社は、国土交通省による航空イノベーション推進の一環として、航空需要拡大や生産年齢人口減少に伴う労働力不足等の環境変化に対応するため、トーイングトラクター自動走行の取り組みを進めており、昨年10月には佐賀空港において、手荷物や航空貨物をコンテナへ搭載し、航空機まで搬送するルートを走行する実証実験を実施した。