長澤まさみさん､今年も台湾観光キャラクターに

周台湾観光局長が来日、夏の台湾観光をPR

　台湾観光局／台湾観光協会は、女優の長澤まさみさんを2年連続でイメージキャラクターに起用し、「夏の台湾観光〜SUMMER FORMOSA〜」イベントを6月7日に開催した。当日は、来日した台湾観光局の周永暉局長、台北駐日経済文化代表処の郭仲熙副代表も参加。長澤まさみさんが出演する「Meet Colors! Taiwan」の新CMが紹介されたほか、夏の台湾観光の見どころが紹介された。
　冒頭挨拶した台北駐日経済文化代表処の郭仲熙副代表は、「台日間の人的往来は非常に盛んで、昨年の双方向交流人口は600万人の大台を超えた。台湾と日本は非常に緊密な関係で結ばれており、自然災害が起きるたびに海を越えて助け合い支え合う、心と心で結ばれた双方の絆はとても強い。世界中を見渡してもあまり例のない良好な関係ではないか」として、台日友好関係が交流の土台にあると強調した。
　その上で郭副代表は、「日本から3時間ほどのフライトのところに、同じ漢字を使い、小籠包やタピオカミルクティなどのグルメはもちろん、民主自由人権の普遍的価値を共有している国がある。是非、台湾へ足を伸ばして頂き、とくに日本の方を温かい心で迎える台湾人の熱き心に是非触れてほしい」と、台湾来訪を呼びかけた。
　台湾観光局の周永暉局長は、「台湾と日本には密接な絆があり、心と心で結ばれている。台湾各地には非常に素晴らしい観光地があり、是非、安心安全な台湾を心で感じてほしい。日本を代表する美しい女優の長澤まさみさんに、美しい台湾を宣伝してもらい、美しいフォルモサ台湾を体験してほしい。心より歓迎します」と挨拶した。
　台湾観光局は、2018年は「海湾旅行年」をテーマに10の離島や湾の魅力をPRしている。夏には「SUMMER FORMOSAフェスティバル」で台湾の様々な種類のかき氷が楽しめるほか、8月には台北で美食展、9月には屏東でクロマグロのグルメフェアを開催。また、台湾最大の祭典である台湾ランタンフェスティバルは、2019年2月19日に屏東で開催する。
　周局長は、「Meet Colors! 台湾というスローガンには、台湾の様々な色に会いに行くというモチーフが込められている」として、これらのイベントを含めて、多様でカラフルな台湾各地の魅力を体験してほしいと呼びかけた。
　なお、周局長は今回の来日で、まずは大阪を訪れ、台湾鉄路管理局と姉妹鉄道協定を結ぶ山陽電鉄が運行している「Meet Colors! 台湾」号に乗車。東京で「夏の台湾観光〜SUMMER FORMOSA〜」イベントに出席した後、「YOSAKOI ソーラン祭り」を開催中の北海道を訪問するなど、日本各地との絆を深めた。

※写真＝左から、郭仲熙台北駐日経済文化代表処副代表、長澤まさみさん、周永暉台湾観光局長

※写真＝郭仲熙台北駐日経済文化代表処副代表

※写真＝周永暉台湾観光局長

※写真＝トークセッションの様子