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2020.01.23

WING

ANA20年度国内輸送計画、沖縄離島路線中心に拡充

A321neoを18機体制など全席個人モニター機増強

 全日空(ANA)が1月22日に発表した夏ダイヤからスタートする2020年度グループ国内線の輸送事業計画によると、伊丹-石垣線を1日1往復便で期間運航することのほか、福岡-宮古線を1日1往復便の期間運航で再開する。さらに、内際乗り継ぎで利便性の高い羽田-関西線に1往復期間増便する。加えて羽田-石垣、沖縄線を期間増便も継続するほか、関西、福岡などといった空港と沖縄離島を結ぶ路線などを中心に増便することを計画しており、計11路線で増便・機関増便を図ることを決めた。
 一方、羽田-札幌線を現行の1日17往復体制から1日16便体制へと減便。羽田-広島線も1日1往復減便して1日9往復とするなど、計6路線で減便する。
 また、ANAによれば、2020年度中に全席にパーソナルモニターを装着しA321neoの導入を進め、2020年度末までに18機体制へ拡充。さらに現在、国内線主力機となった787-8型機、777-200型機においても、全席にパーソナルモニター付きの新シートを順次導入し、投入路線を拡大していくとしており、パーソナルモニターを装備した機材を拡充することで、フルサービスキャリアとして競争力を一層高めていく。

 

※写真=ANAは2020年度の国内輸送計画で沖縄離島路線を拡充する