777X初飛行、天候不良で1月24日にズレ込み

　ボーイングは開発中の777Xについて、その初飛行を1月24日（米国現地時間）に実施する計画にあることを明らかにした。
　ボーイングは同社のTwitterで、当初は1月23日に初飛行を実施することを発表。しかしながら現地が大雪に見舞われるなど、天候不良となっていることから1月24日に後ろだおしすることにした。
　777Xは昨年3月にロールアウトを達成。しかしながら2件目の737MAXの墜落事故が発生して、777Xのデビューはボーイング従業員のみに見守られたひっそりとしたものとなった。
　その後、搭載エンジンのGE9Xで、想定以上に部品が摩耗していることが発覚。それにより、エンジンの改修が必要となり、初飛行をなかなか実施することができずにいた。そうしたなかボーイングは、777Xの初号機納入について、当初計画していた2020年から2021年初頭へと後ろだおしすることも決めた。

※写真＝777Xの初飛行がいよいよ間近に。（提供：ボーイング）