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2020.01.08

ウイングトラベル

年頭所感 国土交通省 和田浩一航空局長

訪日4000万人へグランドハンドリング対応
 
 今年2020年は、いよいよ東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される。これを節目として、社会、経済の様々な面で大きな変革が起きようとしている。航空もこれに乗り遅れることなく、安全で利便性の高いサービスが提供されるよう、関係者と共に努力していきたい。その中で、私から総括的に3点、触れておきたい。
 1つ目は、インバウンドなど伸びゆく需要の取り込み。政府として2020年に訪日外国人4000万人という目標を掲げているが、これを実現するためにも航空局としてしっかりと需要を取り込む努力が必要。今年の夏ダイヤからは、首都圏空港を始め、新千歳、福岡、那覇で処理能力の拡大を実現する。グランドハンドリングや給油など、増便を実現するための環境を整えていくことも必要。これらの対策を総合的に実施するとともに、官民で連携して国内・外との交流人口を拡大していくための取り組みを進めていく。

 

※写真=和田浩一航空局長