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2019.12.03

ウイングトラベル

日本型エコツーリズムの将来性や持続可能性を議論

日本エコツーリズム協会、記念フォーラム開催

 日本エコツーリズム協会は12月2日から3日にかけて「日本エコツーリズム設立20周年記念・一般社団法人設立記念フォーラム」を東京都千代田区の東京国際フォーラムで開催された。今回は「日本型エコツーリズムがつくる未来〜豊かな地域と環境づくりをパートナーシップで実現〜」を主要テーマにパネルディスカッションや講演が行われた。会場には小泉進次郎環境大臣を始めとした政府関係者や観光業界の関係者が多数集まり、エコツーリズムの将来性などに関して議論を行った。
 今回のフォーラムは地方創生やSDGs(持続的な開発目標)の達成が叫ばれる中で、エコツーリズムがその具体策として注目されている。日本エコツーリズム協会は今年設立20周年を迎え、次の20年に向けたキックオフの意味合いを持たせて開催したもの。

 

 小泉環境相「環境意識の底上げへさらなる盛り上げを」

 初日のイベントには小泉進次郎環境大臣が駆けつけ、あいさつを行った。
 小泉大臣は「政府としては現在、環境と経済の好循環というテーマを掲げてさまざまな取り組みを行っている。そうした中で日本エコツーリズム協会は観光を通じて環境意識の底上げを図りたいという活動を行ってきた。これまでの20年の取り組みについて田川会長を始めとした関係者に敬意を表したい。エコツーリズムは地域を挙げて取り組む活動だ。地域に住んでいる人々にとっても地元に誇りを持つうえで重要な活動であると思っている。これからは日本国内でさらなる環境意識の底上げが必要だ。日本エコツーリズム協会のみなさんとともに盛り上げていきたい」と述べた。

※写真=フォーラム会場であいさつした小泉進次郎環境大臣

※写真=日本エコツーリズム協会が開催したフォーラムの模様

※写真=懇親会であいさつする日本エコツーリズム協会の田川博己会長

※写真=乾杯の発声を行う盛山正仁衆議院議員・衆議院厚生労働委員長