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2018.06.04

WING

ボンバル、エア・バルティックがCS300を最大60機

既存フリートの運航効率を高評価で

 

 ボンバルディアはこのほど、CS300型機のローンチ・カスタマーであるラトビアのエア・バルティックが、CS300型機を最大60機、追加発注したことを発表した。受注の内訳は確定30機、オプションおよび購入権が各15機となっており、カタログ価格で確定分のみが29億ドル、オプション分など全て含めると59億ドルの受注となった。なお、今回新たに追加受注した機体については、2019年第4四半期から納入をスタートする。
 エア・バルティックは既に20機のCS300型機を発注済みで、現在8機のCS300型機を運航中だ。以前に発注していた20機に加えて、今回の確定30機とあわせると、少なくともCS300型機を50機運航することになる。この点についてエア・バルティックでは、運航中のCS300が持続可能な収益性を有することのほか、燃費が22%削減するなど低燃費によるオペレーションコストを低減することが可能だったとして、追加発注に踏み切ったという。エア・バルティックでは、2025年までの次期ビジネスプランの中で、CS300型機を主力機種を果たすことになるとしている。
 なお、Cシリーズは苦戦しながらも受注を積み重ね、ボンバルディアによれば、その確定受注数は400機以上に達したという。
 
※画像=エア・バルティックが最大60機のCS300型機を追加発注(提供:ボンバルディア)