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2019.11.12

ウイングトラベル

日本空港ビル中間純利益は79%減の59億円

売上高1.6%減、施設リニューアルなど影響

 日本空港ビルデングの中間決算は、中間純利益が78.9%減の59億4500万円と、大きく前年割れとなった。これは昨年のTIAT連結子会社化に伴う一過性の特別損益がなくなったことによるもの。
 期間中の売上高は前年同期比1.6%減の1352億7000万円、営業利益は13.9%減の111億5600万円、経常利益は8.8%減の107億2800万円だった。免税店舗での店舗改修による一時閉鎖や訪日中国人の消費動向の減退の影響に加え、羽田空港第2ターミナルの拡張整備工事の進展に伴う一部の国内線売店の閉鎖などの影響 物品販売業の営業収益は5%減の827億2300万円、営業利益は8.3%減の74億3000万円だった。商品売上の減少に加えて、成田空港の免税店舗リニューアルに伴う一時費用が増加したため、営業利益が縮小した。