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2019.11.07

ウイングトラベル

イベリア航空、日本線の供給座席数49%増へ

マドリード観光局とレセプション開催
 
 イベリア航空(IBE)はマドリード観光局と共同で11月6日に新宿区の小笠原伯爵邸で旅行業界関係者などを招きレセプションを開催した。同社は来年3月から成田−マドリード線の機材を大型化するとともに、6月からは週5便からデイリー運航に増便。日本路線の座席供給数を拡充する。レセプションではこれまでの日本での取り組みに対して旅行会社からの協力に対して感謝の意を表すとともに、ストップオーバープログラムなど新たな取り組みを展開することを紹介しながら、さらなる送客拡大に向けて協力を求めた。
 レセプションではイベリア航空のセリア・ムニョス 欧州・中東・アフリカ・アメリカ・アジア地域営業責任者があいさつに立った。ムニョス氏は「2016年に成田−マドリード線を週3便で運航開始後、日本の旅行業界関係者からの協力に大変感謝している。また、日本航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、フィンエアーとの共同事業も欧州へのネットワーク拡大で大きく貢献している」とこれまでの日本での事業展開について振り返った。その上で「成田−マドリード線は18年に週5便に増便した。さらに来年3月からは機材を大型化するとともに、6月からはデイリー運航を実施する。これにより、日本とスペインをより深く結んでいきたい」と強調した。
 イベリア航空は来年3月から使用機材を最新のエアバス350-900型を投入。新機材はプレミアムエコノミークラスを新設するのを始め、座席数が増加することになる。さらに同年6月からはデイリー運航を実現。これにより日本路線の座席数が49%増加することになる。

 

※写真=プレゼンテーションを行うイベリア航空のセリア・ムニョス 欧州・中東・アフリカ・アメリカ・アジア地域営業責任者

 

※写真=マドリード観光局のカロリーナ・トレド観光プロモーション次長

 

※写真=在日スペイン大使館のホルへ・トレド大使