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2019.11.07

ウイングトラベル

香港政府観光局、新理事長にデーン・チェン氏

航空・観光業界で豊富な経験

 香港政府観光局(HKTB)は新理事長にデーン・チェン氏が11月1日付で着任したと発表した。チェン氏はHKTBの戦略的方向性の発展を先導し、効果的な戦略で新たな観光トレンドに対応するよう組織を指導し、さまざまな関係者とのパートナーシップを強化していく。また、香港特別行政区政府のツーリズムコミッション、観光関連セクターや組織のメンバーと緊密に協力し、世界中からの訪問者に対して香港観光ブランドの開発とプロモーションを統括する。
 チェン氏は1986年に香港中文大学を卒業後キャセイパシフィック航空に入社。本社や様々な地域での上級職を歴任した。特にグループのワールドワイド旅客ビジネスを統括するセールスやマーケティングディレクターを経験していることから、航空・観光業界における深い知識を有する。HKTB入局前は不動産会社でグループのサービス提供を統括するエグゼクティブディレクターを務めた。
 理事長就任にあたりチェン氏は「香港の観光・旅行業界が直面している状況は厳しい。しかし、香港ならではのユニークな体験を旅行者に提供し、世界有数の渡航先としての地位を維持し続ける強力な基礎がある。旅行業界の経験でチームとともに現在の課題に取り組み、業界パートナーと密接に連絡を取り、好まれる旅行先としての香港の地位を維持していくことを楽しみにしている」とコメントした。

 

※写真=香港政府観光局の理事長に就任したデーン・チェン氏