記事検索はこちらで→
2019.10.16

ウイングトラベル

阪急交通社8月実績、総取扱額0.8%増確保

海外は韓国・香港減も欧州など好調で0.2%増

 阪急交通社の8月の取扱実績によると、総取扱額は前年同月比0.8%増の265億8800万円と、微増を確保した。内訳は、海外旅行は0.2%増の161億4300万円、国内旅行は1.5%増の102億1700万円、外国人旅行は20.0%増の2億2700万円。
 海外旅行では、日韓関係の影響を受けた韓国やデモの影響を受けた香港が減少したものの、主力のヨーロッパをはじめ台湾、ベトナム、ハワイ、オーストラリアなどが好調に推移して減少分をカバーし、前年並みを維持した。
 国内旅行は北陸・甲信越をはじめ、東海、九州が大幅に伸びた。外国人旅行は、欧米や豪州市場が活況で前年を上回った。
 また、阪急交通社グループ3社合計の8月の総取扱額は、1.4%減の298億2600万円と減少した。海外旅行が2.5%減の192億1300万円と減少したのが響いた。国内旅行は0.3%増の103億8200万円、外国人旅行は20.6%増の2億3000万円だった。