カリフォルニア観光局、ドライブ旅行を訴求

「クラブカリフォルニア」開催

　カリフォルニア観光局は、恒例の業界向けイベント「クラブカリフォルニア」を開催、グローバル規模で展開する「ロードトリップ・リパブリック」に合わせ、ロードトリップをテーマに、米カリフォルニア州の魅力を訴求した。
　セミナーでは、モータージャーナリストの井上茂幸氏が「カリフォルニア・ロードトリップ」をテーマに、カリフォルニアのドライブ旅行を紹介。井上氏は同州を含む世界各地でのセルフドライブを経験、ロードトリップがテーマの媒体「ROADMAP Magazine」の編集長も務める。
　井上氏は、1350キロにも及ぶ海岸線や、自然豊かな多くの国立／州立公園を巡るルートなど、カリフォルニアがドライブ旅行において、「世界屈指のロケーション」を誇り、「好きな時間に好きな場所へ、より深い体験ができる」と強調。

　若年層に焦点「Gen-Z」プロジェクト
　現役大学生がSNSとイベントで魅力発信

　カリフォルニア観光局では、新たなプロモーション展開として、「Gen-Z（Z世代）」プロジェクトを立ち上げ、若年層誘致に力を入れる方針だ。具体的には「Gen-Z」である現役大学生がSNSやイベントを通じてカリフォルニアの魅力を伝える。
　「Gen-Z」は、1990年代後半以降に生まれた世代。「デジタルネイティブ」「オンタイムで仲間とコミュニケーションをとる」「グローバル意識、価値観の多様化」「個々で発信力も持つ」のが特徴だ。

※写真＝モータージャーナリストの井上茂幸氏