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2018.05.28

WING

ロッキード、LRASM量産弾の移動標的射撃成功

長射程の対艦ミサイルで日本も導入検討

 ロッキード・マーティンはこのほど、日本の防衛省も導入を検討しているLRASM(Long Range Anti-Ship Missile:長距離対艦ミサイル)の量産品から抜き出した2発を米空軍のB-1B爆撃機から発射し、移動標的に直撃させたことを明らかにした。LRASMはその遠距離からの戦術的交戦力により、外洋/遠洋で作戦するための軍事的アクセスを確保する(相手側のアンチ・アクセス能力を打破する)上で、大きな役割を果たすと期待されている。
 今回の実射試験では、ミサイルは計画されたウェイポイントを全て通過し、ミッドコース誘導段階に移行、搭載センサ情報により移動海上標的に向けて飛翔した。ミサイルはその後、予定された目標を良好に識別し、直撃に成功したもの。

※写真=飛行中のLRASM(提供:ロッキード・マーティン)