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2019.09.26

WING

防衛省、米軍再編に関する訓練移転100回目に

国内移転により小松・三沢で日米共同訓練

 防衛省はこのほど、米軍再編に関する訓練移転について、99回および100回目の訓練移転計画を発表した。いずれも日米共同で訓練を実施するものとして、国内での移転となる。
 99回目の訓練移転は、10月1日から4日まで小松基地を使用して行う。参加部隊は米空軍第35戦闘航空団で、三沢基地を拠点とする部隊。航空自衛隊からは小松基地の第6航空団と、入間基地の中部航空警戒管制団が参加する。訓練の内容は戦闘機戦闘訓練などで、米軍は約100名の人員が参加するとして、6機程度のF-16が訓練を行う。空自から参加する航空機は4機程度のF-15としている。
 100回目の訓練移転は、10月10日から11月4日までで、岩国飛行場から三沢基地への移転となる。参加部隊は米海兵隊の第12海兵航空群で、約170名が参加する予定。航空自衛隊から参加を予定するのは、三沢基地の第3航空団、千歳基地の第2航空団、三沢基地の北部航空警戒管制団としている。戦闘機戦闘訓練および空対地射爆撃訓練などを行う計画で、米海兵隊の参加機はF/A-18が12機程度。空自の参加機は、F-2およびF-15がそれぞれ4機程度ずつ。また、同訓練移転では、土日祝日および10月10・11・28日には訓練しないこととしている。