日本がUNWTOの理事国に再選、2期連続

東アジア太平洋で4議席、第23回総会で決定

　観光庁は、国連世界観光機関（UNWTO）の理事国に日本が再選されたと発表した。第23回UNWTO総会が9月10日〜13日にロシアのサンクトペテルブルクで開催され、UNWTOに加盟する158カ国および6地域からの代表団が参加した。日本からは観光庁の高科国際観光部長が出席した。
　現在、UNWTOの理事国の議席数は35議席。日本が所属する東アジア太平洋ブロックには、そのうち4議席が割り当てられており、日本、中国、韓国、タイが理事国となった。日本の理事国就任は、2015年に25年ぶりに就任して以来、2期連続となる。今年12月にはUNWTO、ユネスコ、京都市等が連携し、「第4回観光と文化をテーマとした世界会議」を京都で開催する予定。