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2019.09.12

ウイングトラベル

主要49社7月、海外・国内とも2ヶ月連続減

海外は香港のデモ等影響、総取扱額は2.4%減

 観光庁が発表した主要旅行会社49社の7月の旅行取扱状況によると、海外旅行は香港でのデモ等の影響により取扱額が前年同月比2.6%減の1781億4200万円となり、2ヶ月連続のマイナスとなった。国内旅行も梅雨が長引いた影響から需要が鈍化し、3.0%減の2349億1400万円と2ヶ月連続の減少。外国人旅行は6.4%増の189億2200万円と伸びたものの、海外旅行と国内旅行の落ち込みが響き、総取扱額は2.4%減の4319億7800万円と前月に続きマイナスとなった。
 旅行商品ブランド(募集型企画旅行)の取扱状況については、海外、国内、外国人旅行ともに取扱額、取扱人数ともに前年割れとなっている。海外旅行は取扱額が5.7%減の356億5000万円、取扱人数は3.6%減の14万3377人となり、取扱人数以上に取扱額が減って単価が減少した。

 

主要旅行会社49社の7月の旅行取扱状況(観光庁ホームページ)

※写真=香港のデモが影響