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2019.09.10

ウイングトラベル

国交省、「ナショナルサイクルルート制度」創設

第1次候補としてしまなみ海道など3ルート選定

 国土交通省は自転車を活用して優れた観光資源を連携させることと、日本を代表するサイクリングルートを国内外に発信させることを目的に「ナショナルサイクルルート制度」を創設したと発表した。ルート設定や走行環境など5つの要件を設定し、要件を満たしたものを指定する。国交省は第1次の候補地として茨城県の「つくば霞ヶ浦りんりんロード」、滋賀県の「ビワイチ」、広島・愛媛両県にかかる「しまなみ海道サイクリングロード」を第1次候補ルートに選定。今後設置する第三者委員会で指定に向けた審査を行う予定だ。

 

 ルート設定や受入環境など5つの要件を設定
 正式認定後、国内外で誘客プロモーション展開

 ナショナルサイクルルートの指定要件としては「ルート設定」「走行環境」「受入環境」「情報発信」「取組体制」の5つの観点から要件設定を行った。
 ルートに関してはルートの総延長がおおむね100km以上であり、サイクルツーリズムの推進に資する魅力ある安全なルートであることとした。

 

※写真=しまなみ海道サイクリングロード