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2019.09.04

WING

エアバス・ヘリ、5枚ローターH145の2号機初飛行

2020年初期のT/C取得目指し、飛行試験

 エアバス・ヘリコプターズは8月28日、5枚ブレードのH145ヘリコプター試作2号機が8月初旬にドナウワースの同社施設で初飛行したことを発表した。同機は2020年初期にEASA(欧州航空安全機関)より新しい5枚ローターブレードH145として型式証明を取得するため、追加の飛行試験に用いられる予定。
 試作1号機は現在、高高度試験キャンペーンを南米で実施中である。試作2号機は主に、オートパイロット、性能、機体構造証明の試験に用いられる予定という。
 新型H145は今年のアトランタ・ヘリエクスポで発表され、有効搭載重量を150キログラム多くできるよう提案されている。それと同時に飛行中の快適性、単純化、ネット接続性も水準を高めている。

 

※写真=初飛行した5枚ブレードのH145試作2号機(提供:エアバス)