ANA、伊丹に「ANA FAST TRAVEL」を順次導入

まずは「ANA PREMIUM CHECK-IN」カウンタ－から

　全日本空輸（ANA）は9月2日、伊丹空港に新登場スタイル「ANA FAST TRAVEL」を9月3日から順次導入していくと発表した。「ANA FAST TRAVEL」は、ANAが提供する空港での分かりやすい手続き、待ち時間の極小化を目的とした新しい搭乗スタイルのこと。既に羽田、新千歳、福岡、那覇の各空港に導入しており、伊丹は5番目の導入空港となる。
　ANAによれば、伊丹空港においてはまず「ANA PREMIUM CHECK-IN」カウンタ－を9月3日に設置する。この「ANA PREMIUM CHECK-IN」は、室内に専用の保安検査場を設置し、今冬には2018年度にオープンした「ANA SUITE LOUNGE」、「ANA LOUNGE」にも直結してスムーズな動線を実現する。
　また、11月にはスマートレーンを導入する保安検査場リニューアルを、2020年3月には受託手荷物のX線検査を預け入れ後に行う「インライン・スクリーニング・システム」の導入を予定しており、待ち時間の短縮を図る。
　さらに、自動手荷物預け機「ANA Baggage Drop」を8台導入すると共に、自動チェックイン機を集約配置するほか、搭乗手続きなどの表示を分かりやすくする、出発カウンターのレイアウト変更とデザインリニューアルを2020年夏を予定している。
　そのほか、身体障害者や子供連れ、搭乗時にサポートが必要な利用者が利用できる室内型「Special Assistance」カウンタ－を、2020年夏頃に設置する予定だ。

※写真＝ANAは伊丹空港にスタイル「ANA FAST TRAVEL」を9月3日より順次導入する（提供：ANA）

※写真＝9月3日に設置する「ANA PREMIUM CHECK-IN」カウンタ－のイメージ図（提供：ANA）