WING
三菱重工1/四半期連結決算、航空・防衛・宇宙は増収、事業益も
三菱重工業が8月5日に発表した2019年度第1四半期の連結決算によると、 航空・防衛・宇宙事業の業績は、受注が前年同期比26億円増の877億円、売上は前年同期比15億円増の1521億円、事業損益については国際財務報告基準に変わりSuperJet関連の事業投資経費が含まれるようになったため、2018年度第1四半期実績は121億円の事業損失となっているが、2019年度第1四半期は94億円の事業利益を計上した。
グループ全体では、売上収益が対前年同期比1.5%増の9193億円、事業利益が同22.8%増の404億円、税引前四半期利益が同10.2%減の316億円、親会社の所有者に属する四半期利益が同3.1%増の163億円、受注高は同6.1%増の7502億円となった。
航空・防衛・宇宙の事業損益、通期では損失見込む
売上は民間機増産で増加、受注も増加
航空・宇宙・防衛の受注増は民間航空機の増加によるもの。ちなみにSpaceJetの2019年8月5日現在の類型受注機数は確定213機、オプションおよび購入権が174機の合計387機となっている。また、2019年度通期の受注見通しは7000億円で、2018年度実績6106億円を上回る見通し。