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2019.07.05

ウイングトラベル

キャセイパシフィック航空、日本路線増強に意欲

東北に関心、チャーター便運航して市場調査へ

 キャセイパシフィック航空(CPA)のチャーリー・スチュワートコックス北東アジア地区総支配人は7月11日に羽田空港で行われた日本就航60周年記念イベントで本紙との取材に応じ、「日本と香港間の双方向交流が活発となる中で、既存就航空港の増便や地方空港への新規就航について可能性を探っていく」と述べ、日本路線のさらなる増強に意欲を示した。
 このうち地方都市と香港を結ぶ路線については「香港の人々が日本の地方都市へ高い関心を示していることから、チャーターフライトを運航して市場調査を行い、需要が好調であるところには、定期運航に結びつけていきたい」と意気込みを語った。就航地の候補としては「東北地方に関心がある」という考えを示した。
 スチュワートコックス総支配人は「当社は北米や欧州など就航都市のネットワークを拡大しているが、日本については常に重点市場として位置づけている」と強調。特にここ最近は「日本から香港への渡航だけでなく香港からの訪日旅行について高い関心がある。それだけに、日本へのフライトについてはより強化していく必要があると考えている」と述べた。

 

 日本就航60周年イベントを羽田空港で開催
 「60」にちなんだ特別運賃を期間限定で発売

 
 羽田空港のCX549便搭乗ゲート前で行われた日本就航60周年記念イベントにはスチュワートコックス総支配人のほか、キャセイパシフィック航空からはトニー・シャム北東アジア地区営業本部本部長と山本次朗羽田空港支店長が同席。また、来賓として国土交通省東京航空局東京空港事務所の森本園子東京国際空港長、東京国際空港ターミナルの土井勝二社長が参加した。

 

※写真=60周年記念特製ケーキを前に記念撮影に応じる関係者。左からキャセイパシフィック航空のトニー・シャム北東アジア地区営業本部本部長、国土交通省東京航空局東京空港事務所の森本園子東京国際空港長、キャセイパシフィック航空のチャーリー・スチュワートコックス北東アジア地区総支配人、東京国際空港ターミナルの土井勝二社長、キャセイパシフィック航空の山本次朗羽田空港支店長


※写真=キャセイパシフィック航空のチャーリー・スチュワートコックス北東アジア地区総支配人

 

※写真=60年間の歴代ユニフォームを着用したキャビンクルーが登場。イベントに華を添えた