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2019.06.28

ウイングトラベル

ANTA懇親会、政財界から多数の来賓駆けつけ

石井国交相、小池都知事、業界トップら参集

 ANTA総会後の懇親会には、政財界から多数の来賓が駆けつけた。主催者を代表してあいさつした二階俊博会長は、「今年はラグビーワールドカップ、来年は東京オリンピック・パラリンピックが開催される。国際的な我が国のイベントにしっかり貢献していかなければならない」と述べ、「旅行業界は常に社会に貢献し、日本の社会の発展に力になれる。皆で協力し合い、旅行を通じて社会に貢献していこう」と呼びかけた。
 来賓あいさつした石井啓一国土交通大臣は、「国内旅行消費額は20.5兆円に達し、旅行消費の約8割を占める大変重要な分野。2020年に21兆円を目標に掲げており、魅力あるコンテンツの開発、キッズウィークや休暇改革で需要促進に取り組んでいきたい」として、「ANTAは地旅や着地型旅行の促進など、観光振興に果たす役割は大きい」とさらなる協力を求めた。
 小池百合子東京都知事は、「1964年の前回の東京オリンピックは、高度成長に向けたスプリングボードとして“成長”がキーワードだったと思うが、2020年大会は“成長+成熟”がテーマではないか」として、「とくに、復興なくして大会の成功なし、パラリンピックの成功なくして大会の成功なし、の2つを心掛け、世界からの観客にメッセージが伝わるよう努力したい」と意気込んだ。「旅行は10年間で大幅に伸びた産業」とも述べ、ラグビーW杯と東京オリパラという2つのメガイベントを通じて、「さらに飛躍するよう後押しする」と述べた。

 

※写真=祝辞をのべる石井啓一国土交通大臣

 

※写真=お祝いに駆けつけた小池百合子東京都知事