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2019.06.10

WING

アメリカン航空、737MAX運航停止を9月3日まで延長

 アメリカン航空は6月9日(現地時間)、運航停止中の737MAXについて、その運航停止措置を9月3日まで延長することを決めたことを発表した。アメリカン航空は4月に、同型機の運航停止措置を8月19日まで延長することを発表していたが、運航停止措置をさらに拡大したかたちだ。
 アメリカン航空は9月3日まで運航停止措置を延長することによって、合計で約115便がキャンセルになることを表明。737MAX問題は、引き続き影響が拡大する様相だ。
 ただ、アメリカン航空はボーイングが米連邦航空局(FAA)らと取り組みを進めている737MAXのソフトウェア・アップデートおよび新たなトレーニングなどが、まもなく認証を取得するだろうことに確信があるとの見方も示した。その上で、FAA、米運輸省(DOT)、国家交通安全委員会(NTSB)およびその他の規制当局と継続的に連絡を取り合っており、これまでの進捗状況に満足しているともコメントした。
 なお、引き続きこの問題で影響を受けることになる旅客に対しては、アメリカン航空の予約・セールスチームが対応するとしている。