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2019.06.06

ウイングトラベル

ドイツ観光局、富裕層需要の取り込み強化へ

来年以降本格化、視察旅行やワークショップ展開

 ドイツ観光局は6月5日、都内ホテルで旅行会社向けのセミナー&ワークショップ「ドイツ旅行展」を開催した。当日は現地のホテルや地域観光局など18団体が参加し、最新情報の提供を行った。また、ドイツ観光局からは現在推進しているデジタルマーケティングの取り組みに加えて来年以降の日本市場では、富裕層マーケットの取り込みを本格化し、ドイツ観光のイメージを再強化していく計画を明らかにした。
 ドイツ観光局はラグジュアリー分野における豊富なツアープラン素材を紹介していき、ラグジュアリーを切り口に「観光の国ドイツのイメージ進化を図っていく」と強調した。
 今後の具体的な取り組みとしては来年秋をめどにラグジュアリーにターゲットを絞ったワークショップを東京で実施するのを始め、旅行会社向けの研修旅行やプレスツアーの実施を通じて、富裕層マーケット向けの観光素材を積極的に訴求していく方針だ。

 

ツイッターやVR活用などデジタルプロモ推進
商談会にはドイツ各地から18団体が参加

 

※写真=セミナー冒頭であいさつしたドイツ観光局の西山晃アジア・オーストラリア統括局長