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2019.05.17

ウイングトラベル

IATA3月旅客、RPK3.1%上昇も緩い成長

今後の「前兆ではない」が警戒感強める

 国際航空運送協会(IATA)がこのほど発表した今年3月における世界の旅客輸送実績によると、有償旅客キロ(RPK)は3.1%上昇したものの、座席供給量(ASK)の4.2%拡大には届かず、搭乗率(PLF)は0.9ポイント低下した81.7%となった。IATAによれば、RPKは拡大したものの、過去9年間において最も緩やかな伸び率だったという。
 IATAは3月の実績が伸び悩みをみせた理由として、主としてイースター休暇が2018年に比べて1ヵ月近く後ろだおしとなったためと説明。季節調整後の基礎成長率は2018年10月以降、年率4.1%と、比較的安定しているとの見方を示した。