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2019.05.15

WING

防衛省、日向灘発生の地震で災害に備え活動

情報収集で陸自から3機のヘリ派遣

 宮崎県東部沖の日向灘で、5月10・11・12日と3日連続で地震が発生した。防衛省・自衛隊は10日にマグニチュード6.3、宮崎市などで最大震度5弱を観測したことで、陸上自衛隊の各部隊が災害に対する備えとして活動を行った。西部方面航空隊のUH-1映像伝送機2機および第8飛行隊のUH-60が情報収集活動を行ったが被害が確認されず、航空機による活動を終了した。
 10日午前8時48分ごろ、日向灘を震源としてマグニチュード6.3、震度5弱の地震が発生した。同時間には、自衛隊宮崎地方協力本部のLOが宮崎県庁へ出発。さらに宮崎県庁では所在していた第8通信大隊の10名、車両4両がLOとして活動を開始した。また、第43普通科連隊では、午前9時15分にLOを宮崎県庁へ派遣し、9時17分には宮崎市役所へ派遣。9時26分には築城市役所へLOを派遣した。