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2019.05.10

ウイングトラベル

ANA、18年度国際線旅客数は3.6%増と好調

路線網拡充等が奏功、利用率は77%に上昇

 全日空(ANA)がまとめた2018年度(2018年4月1日〜2019年3月31日)輸送実績は、国際線旅客数は前年度比3.6%増の1009万3299人、利用率は0.7ポイント上昇し77%となった。供給を示す座席キロは2.5%増の659億7615万7千席キロ、需要を示す旅客キロは3.3%増の507億7658万8千人キロとなった。
 国際線旅客数は、日本発のビジネス需要が好調に推移したことに加えて、旺盛な訪日需要を取り込んだことで順調に伸ばした。また18年6月から羽田−バンコク線を1日3便に増便したことや10月からのアリタリアとのコードシェア便の運航開始、19年2月の羽田−ウィーン線の新規開設等路線ネットワークの拡充に務めたことも旅客数を伸ばす要因となった。