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2019.04.26

ウイングトラベル

T-LIFE協定連盟設立総会・懇親会を開催

石川社長「変化に対応する新商品造成を」

 T-LIFEホールディングスは4月24日、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで、T-LIFE協定連盟の設立総会と懇親会を開催した。T-LIFEホールディングスとタビックス・ジャパンの社長を兼務する石川邦大氏は、約300名の会員を前に、「技術革新により変化のスピードが加速する令和の時代に、お客様に必要とされる商品やサービスをつくり、事業会社5社のシナジーを深めてより良い商品、新しい商品、サービスを展開したい」と抱負を述べた。
 T-LIFE協定連盟は、旅館・ホテルなどの協定旅館ホテル連盟と観光施設、輸送事業などの協定施設運輸連盟で構成される。従来のタビックス・ジャパンの協定連盟から、T-LIFEホールディングスと事業会社5社の協定連盟として新たに発足した。
 石川社長は、T-LIFEグループ事業会社5社の企業年数が湯旅71年、東日観光68年、タビックスジャパン55年、トラベルイン25年、IAJグループ18年に達していることを紹介。「5社中3社が半世紀以上にわたり旅行事業を続けている。企業の寿命が一般的に30年と言われている中で、これだけ長い事業を続けてきているのは、各社が専門性の高い旅行コンテンツを持っていること、お客様に信頼を得ているから」と評価した。
 一方で、石川社長は「これからの時代はこのままで生き残っていけるわけではない」とし、その要因として、「令和という新しい時代を迎えるが、令和は変化のスピードが技術革新により、さらに加速する時代で、IT、IoT、AIの3つの『I』が世の中の変化の流れを加速する」と予測した。
 そうした中で、「T-LIFEホールディングスの役目は、新しい時代に、お客様が必要とされる商品やサービスをつくっていくこと。5社の事業会社の事業内容を見ながら、よりシナジーを深めて、より良い商品を作っていくこと」にあるとし、「タビックスからT-LIFEホールディングスになることで、売上額はタビックスの約2倍になる。これからさらに新しい商品やサービスを展開することで、新たな時代に生き残れるように頑張っていきたい」と抱負を語った。

 

※写真=T-LIFE協定連盟設立記念懇親会で挨拶するT-LIFEホールディングスの石川邦大社長