記事検索はこちらで→
2019.04.19

ウイングトラベル

主要旅行業者2月取扱額1.1%増、海外1.2%増

国内微増、募集型企画旅行は海外・国内低迷

 観光庁によると、主要旅行業者の2月旅行取扱額は、前年同月比1.1%増の3862億2800万円となった。内訳は、海外旅行が1.2%増の1656億9800万円、国内旅行が0.6%増の2047億4200万円、外国人旅行が6.0%増の157億8700万円だった。
 海外旅行は前年同月に平昌オリンピック・パラリンピックの反動があったが、一方で団体旅行が好調に推移したことで微増となった。国内旅行も団体旅行の取扱が好調で前年並み。外国人旅行は旅行会社の取り扱いの多い欧米豪市場が堅調に推移しており、6%の増加となった。
 旅行商品(募集型企画旅行)の取扱状況は、海外旅行が取扱額5.4%減の308億1200万円、取扱人員7.2%減の1万64418人、国内旅行が取扱額1.9%減の706億7000万円、取扱人員3.9%減の262万8269人、外国人旅行が取扱額5.7%増の4億1600万円、取扱人数0.1%増の3万8664人。
 全体の海外旅行と国内旅行の取扱額は微増だったものの、募集型企画旅行はともに前年を割り込んでいる。外国人旅行は全体と連動して伸びている。

 

 沖縄ツーリスト、海外旅行が倍増
 旅工房、エボラブルが国内旅行を拡大

主要旅行業者の2月取扱額PDF