記事検索はこちらで→
2026.03.06

WING

岡山県、玉島ハーバーアイランドに航空機産業集積加速

 人工島内18haを航空機に、優れた交通網、震災リスクも低く

 岡山県は、県内企業の航空機関連分野への事業進出や取引拡大を推進中だ。瀬戸内海に浮かぶ玉島ハーバーアイランド(倉敷市)内にある航空機産業ゾーンへの企業誘致を加速するべく、2025年度から3カ年計画で取り組みを注力する。
 水島港・玉島地区にある玉島ハーバーアイランドは、総面積245ヘクタールを有する人工島だ。この人工島がある水島港は、国際海上輸送網の拠点としての地位を確立。2024年度のコンテナ貨物取扱量は、15万3000TEUを誇る。これは全国港湾の中で15位、中四国域内の港湾では第2位の取扱量だ。その周辺は、山陽自動車道と岡山自動車道、そして瀬戸大橋といった東西南北に延びる高速道路網と鉄道網が張り巡らされ、優れたアクセス性を有する。古くから交通の要衝として栄えた地区だが、現在も中四国のクロスポイントとなっており、広範囲にビジネスを展開することができる特徴を持つ。また、水島港の後背には日本を代表する企業が数多く立地。現在、250社が拠点を構え、水島工業地帯を形成している。
 玉島ハーバーアイランドの分譲用地は100.3ヘクタールで、既存の工場立地面積は87.5%、約87%が分譲済みだ。現在、35社が拠点を構えている。その分譲用地の一角に、航空機産業ゾーンが設けられている。岡山県は将来にわたり持続的な成長が見込まれる航空関連産業の集積をこの地で目指し、同ゾーンを設定した。