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2019.03.05

ウイングトラベル

チェコ政観、SNS意識したプロモーション強化

ワーホリビザ発給開始、若年層の取り込みに注力

 チェコ政府観光局はこのほど2019年の観光プロモーション方針に関する説明会を開催した。今年はSNSでの発信に重点を置いたプロモーションを展開。昨年から開始した「チェコ親善アンバサダー」の取り組みを強化し、インフルエンサーによる情報発信に力を入れていくとともに、SNS映えを意識した新たなデスティネーションのPRに取り組む。さらに、今年からワーキングホリデービザの発給が可能となったことから、若年層に対するチェコへの渡航促進に重点を置いた活動にも力を入れていく。このほか、今年は当時のチェコスロバキアの民主化が実現した「ビロード革命」から30周年の節目を迎えることから、歴史関連のプロモーションや新たな観光素材として着目しているゴルフを切り口とした誘客に力を入れていき、日本人訪問客数のさらなる上積みを目指していく。
 説明会冒頭で駐日チェコ共和国大使館の経済・商務部のスタニスラフ・ベネシュ参事官があいさつした。ベネシュ参事官は「チェコにとっては記念となる年が続いている。昨年はチェコスロバキアの建国100周年だった。今年はビロード革命から30年。来年は日本とチェコの外交関係樹立100周年を迎えることとなる。これにあわせて、観光のみならず、文化、スポーツなどさまざまな分野で数々のイベントが計画されている。そうしたイベントを通じて、われわれは日本のみなさんと有益な時間を過ごすことができることを期待している」とあいさつした。

 

 ビロード革命から30年、歴史遺産にも注目
 ゴルフを切り口にした観光客誘致も積極展開

※写真=説明会冒頭にあいさつした駐日チェコ共和国大使館経済・商務部のスタニスラフ・ベネシュ参事官

 

※写真=駐日チェコ大使館で行われた説明会の模様