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兼松、装備庁と2機の次期初等練習機T-6売買契約
新たな初等練習機、2029年3月に初号機納入
兼松は去る12月12日付で、防衛装備庁との間で次期初等練習機2機に関する売買契約を締結した。現在自衛隊が運用中の49機のT-7の後継機として、テキストロン・アビエーション・ディフェンス(TAD)のビーチクラフトT-6テキサンII(T-6)を提供する。初号機の納入は2029年3月を予定しており、現行のT-7の減勢・退役にあわせフリートを拡大する見通し。兼松では2032年まで段階的にT-6を納入する予定だ。昨年、防衛省が実施した次期初等練習機および地上教育器材の提案要求に対し、性能やコスト等の総合評価により兼松の提案が選定されていた。
※画像=ビーチクラフトT-6テキサンII(提供:兼松)
