ウイングトラベル
★今年1~9月の国際観光旅客数は11億人超え
前年比5%増、コロナ前比でも3%増加
国連世界観光機関(UNツーリズム)が発表した「世界観光指標」の最新版によると、今年1~9月の国際観光客到着数(宿泊訪問者数)は11億人を突破したことがわかった。2024年の同時期に比べ約5000万人増加した。比率で見ると前年同期比で5%増、コロナ禍前の2019年との比較では3%増となった。特に北半球の夏季シーズンの観光が好調に推移したこと。アフリカへの訪問者数が増加したことが全体の需要を押し上げる格好となった。
1~9月の国際観光旅客数の動向についてUNツーリズムのズラブ・ポロリカシヴィリ事務総長は「観光サービス価格の上昇と地政学的緊張にも関わらず、国際観光は2025年に入ってからも観光客数、観光収入双方で持続的な成長を続けている。特にアフリカとヨーロッパの成果が際立っている」とコメントした。
地域別の動向を見ると、アフリカは9月までの入国者が10%増と2ケタ増となった。
※写真=今年1~9月の国際旅客数は前年から5%増加した
