★JTBら、つくばで次世代MaaS実証開始

「つくチケ」アプリで交通・観光を一体化

　JTBは、関東鉄道、首都圏新都市鉄道、つくば観光コンベンション協会、筑波観光鉄道、日立製作所と協業し、茨城県つくば市でスマートフォンアプリ「つくチケ」を活用した次世代型MaaS（Mobility as a Service）の実証実験を開始すると発表した。12月1日から観光客と市内住民向けにサービスを開始し、地域活性化を図る。
　同実証では、「つくチケ」をダウンロードするだけで、鉄道・バス・シェアサイクルなどの交通手段と、観光・小売・飲食などのサービスを一つのアプリで一体的に利用できる。利用金額に応じて最大40%の割引が適用されるほか、事後決済でまとめて支払うことも可能。観光客は事前にチケット購入をする必要がなく、当日の旅程変更にも柔軟に対応できる。市内住民も日常利用する交通機関や飲食・小売店で割引が受けられる。

※画像＝つくばの市内周遊がスマホひとつで快適に