米宇宙軍、宇宙作戦司令部を宇宙軍戦闘部隊司令部に改称

　戦闘即応態勢有する実行部隊に

　米宇宙軍は、宇宙作戦司令部（SpOC）を米国宇宙軍戦闘部隊司令部（CFC）に正式に改称した。米宇宙軍によれば、これは戦闘即応態勢の強化と統合宇宙防衛に一層重きを置くべく、大きく舵を切ったことを意味するものだと説明した。SpOC司令官のデビッド・N・ミラー・ジュニア中将の後任として、グレゴリー・ギャニオン中将がCFCの司令官に就任した。
　米宇宙軍は、宇宙領域における侵略抑止、戦闘、そして勝利するという戦略的ビジョンに基づき、CFCを発足したことに触れつつ、そのCFCは戦闘即応態勢を備えた情報部隊、サイバー部隊、宇宙部隊、そして戦闘支援部隊の編制と展開を担当するとした。今後、戦闘即応態勢を有する実行部隊の編制・展開と、宇宙軍の成熟度を高めていく方針だ。

※画像＝CFCに改称。戦闘即応態勢の強化に重きを置く（提供：米宇宙軍）