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森田空幕長、連携無人機の研究で豪州と連携強化
26年予定のMQ-28A飛行試験に空自隊員を派遣へ
森田雄博空幕長は11月20日の定例会見で、有人機と連携する無人機について、航空戦闘への活用可能性を高める取組みの強化のため、豪空軍と連携強化を推進する考えを明かした。現在、豪軍とボーイングが開発中のMQ-28A無人機について、来年度中に行う予定の飛行試験に空自隊員を派遣し、研修として調査研究に参加できるよう豪側と調整を進めているとした。
これは、豪空軍本部長のステファン・チャペル中将からの公式招待を受けて、9日から13日まで出張した際の成果について答えたもの。特にアンバリー空軍基地では、MQ-28A無人機をはじめ、豪空軍の航空機や所在部隊などの研修を通じ、日豪相互に理解を深められたとした。
※写真1=森田空幕長とチャペル空軍本部長がMQ-28Aの前で握手(提供:航空幕僚監部)
