ウイングトラベル
★アコー、日本におけるホテル開発を一段と加速
地方進出、FC拡大、コンバージョン導入推進
フランスの大手ホテルチェーンであるアコーは11月18日、アジア地区 プレミアム・ミッドスケール&エコノミー部門開発担当最高責任者アンドリュー・ラングドン氏と日本代表取締役のディーン・ダニエルズ氏が参加したメディア向け戦略説明会を開催した。両者は日本市場を「アジア成長戦略の最重要市場」と位置付けた上で「地方進出」「フランチャイズ(FC)拡大」「コンバージョン(既存建物の再利用)」の3つのキーワードを掲げて、日本でのホテル開発を加速させていく。さらにロイヤリティプログラムの「ALL Accor(オール)」のパートナー企業拡大にも注力していき、日本での会員数上積みを図っていく方針を示した。
アジア最大、日本で3番目の外資系ホテルチェーン メルキュールなど大型リブランド開業を経て市場拡大
フランス・パリを拠点とするアコーは世界110か国以上で47ブランド、5700軒のホテルを展開する世界最大級のホテルグループ。エコノミーからラグジュアリーまで幅広いホテルブランドを世界で展開する。
アジア太平洋・中東・ヨーロッパにおいては、最大級のホテルオペレーターとなっている。アジア地区では14か国19ブランド、約500ホテル(11万室)を展開し、中国を除けば最大規模となっている。シンガポール、インドネシア、タイ、ベトナムでは外資系ホテル運営企業として最大、日本では第3位に位置する。日本市場では2024年に大和リゾートの22軒の「グランドメルキュール」「メルキュール」として一斉にリブランド開業したことで、事業拡大が大きく加速した。
※画像=写真左がアコー日本代表取締役ディーン・ダニエルズ氏、写真右がアコー アジア地区 プレミアム・ミッドスケール&エコノミー部門開発担当最高責任者アンドリュー・ラングドン氏
