ウイングトラベル
★HIS、年末年始の海外旅行予約者数は前年と同水準
旅行代金は5%上昇、旅行先は東アジア人気
エイチ・アイ・エス(HIS)は今年の年末年始期間(12月26日~2026年1月4日出発)の海外旅行動向についてまとめた。それによると、予約状況は前年とほぼ同水準で推移する一方で、旅行平均単価は前年同期比5.0%増の24万8000円となったことがわかった。また、旅行先として東アジアが人気の中心となっている。このほか、注目の世界遺産やチャーター便運航で航空座席数が増加したエリアの需要が高まっていると指摘した。
今年の年末年始は最大9連休となっており、昨年と同様で日並びの良い都市となる。
海外旅行の予約者数は0.9%減とほぼ前年と横並びの状況となった。
平均単価は前年比5.6%増の24万8000円となった。欧州地域、中近東地域の予約者数が増加したことに加え、円安や旅行先の物価高の影響を受け上昇している。特に欧州地域はユーロが前年同日で10円以上円安に振れており、平均単価を押し上げることとなった。
旅行先ランキングは1位がソウル、2位が台北、3位がバンコクと順位が前後するものの、例年通りアジア地域が上位を占めている。
※表=年末年始、海外旅行予約者ランキング(HIS提供)
